投資の基本的な考え方

中長期で考える

投資の考え方として、あくまで「中長期で考える」ということが基本です。

中長期的な視点で臨めるように「投資は生活がグラつかない余力資金の中で行うべき」なのです。

投資の最大の見方は「時間」です。

投資は農耕に似ています。種を撒き、水をやり、肥料を与え、雑草を抜き、管理をし、1年後にやっと収穫できます。 収穫できるまでの全ての作業、努力は収穫できる瞬間まで報われません。

コツコツとしたものなのです。

しかしながら
「株が低調だからFXをやる」
「ダメだったら別のものをやる」
というように、結局は「短期での運用」になってしまうケースが増えています。 これは「投資」ではなく「投機」です。

このように軸が安定せずに、ブレてすぐに右往左往してしまうようでは、いつまでたっても成熟した投資家にはなれません。

もちろん、長期間保有し続けるのは精神的にも大変な事ですが、 「経済が不調な時に耐えられる人」が投資において最終的には成功し得るということを歴史が証明しているのです。

逆算的思考

すべてにおいて「出口」「ゴール」から考え、そこから逆算して考える癖をつけましょう。

例えば、ビルを建設するとして、何階建てのビルを建てるのかを最初に決めますよね!? 決めるからこそ予算がわかり、スタートラインに立て、それに合わせた基礎を打つという工程に進んでいけるのです。

しかしながら、投資の世界において、出口から考える人がとても少ないように感じます。 何階建てのビルを建てるのかではなく、出来るだけ高いビルを建てようとしているのです。 それでビルが崩れてしまします。

「出口」「ゴール」があるからこそ、投資戦略がみえてくるのです。 常に逆算的思考で考えることは、投資においては基本中の基本なのです。